いよいよ2023年のお花見も本番の時期。
全国的に20日過ぎには開花が始まる地域も出てきますね。
京都のお花見の名所でもある醍醐寺の桜の開花はいつ頃になるのでしょう。
「醍醐の桜」としても有名な醍醐寺。
豊臣秀吉が愛した桜のお花見やライトアップの素晴らしさなど、とても有名ですよね。
2023年は醍醐寺のライトアップはあるのでしょうか。
混雑情報や、混雑の回避方法なども知りたいですよね。
他にも広い醍醐寺の境内のおすすめの回り方や、お花見散策としておすすめのルートなどご紹介して行きます。
醍醐寺の桜2023のライトアップ期間や時間は?
期間を区切って二箇所でライトアップが行われますよ。
2022年3月19日(土)~2022年3月25日(金)には三宝院の夜間拝観、夜の太閤しだれ桜と庭園のライトアップ。
2022年3月27日(日)~2022年4月4日(月)は霊宝館庭園のライトアップ。
霊宝館は、しだれ桜の後には八重桜も楽しめますよ。
入場時間
18:00~20:00(19:30受付終了)
人数制限を取りながら事前予約の方を優先しつつ行われるので安心ですね。
三宝院・・・豊臣秀吉公が自ら設計した三宝院庭園。表書院(国宝)から見ることが出来ます。
霊宝館・・・夜間の風景は特別美しいと評判です。庭園内のフレンチカフェも営業しますよ。
御朱印・・・春の夜間拝観限定御朱印(書置き)を授与していただけます。
拝観料・・・2,000円(小学生以下無料)
五大力尊特別守護守付きとなります。
「病魔退散」「除災招福」の願いがこめられた五大力尊特別守護守を頂けるのはとてもうれしいですね。
醍醐寺の桜2023のお花見混雑状況は?
醍醐寺
— フジ花 (@meishoview) March 27, 2021
豊臣秀吉の花見で知られ、ものすごい人出です。
上醍醐へ登るのもよいです。
コロナ以前の写真です。#キリトリセカイ #写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/1uMspSFUAS
醍醐寺人多すぎだけど桜すげぇ pic.twitter.com/rTuJHFGyGm
— しんじ (@snj_86) March 31, 2018
醍醐寺の花見といえば京都の「さくらの名所100選」に入る人気の高いスポットです。
混雑状況
毎年4月の第2日曜日に開催される豊太閤花見行列には身動きが出来ないくらいの混雑振りです。
境内はかなり広いので、お花見だけ楽しもうとするなら土日を除く平日の午前中などおすすめですよ。
なるべく早い時間帯の方が混雑を避けられます。
特に、駐車場は混雑するので、公共交通機関で行くのをおすすめします。
混雑を避けるなら春の特別拝観もおすすめ
醍醐寺のお花見は混雑を避けて、平日午前中に行ったとしても桜の満開時期は人が多く見るのが大変なときが多くあります。
行ってみて人が多くて断念、ということにならないよう、人数制限があり予約も出来るお花見はいかがですか?
春の早朝特別拝観
なかなか早朝にお花見する機会はないですよね?
事前申し込み制で早朝貸切となっています。
実施期間と拝観時間
- 実施期間:2022年3月25日(金)~4月10日(日)
- 実施時間:8:00~9:00(受付終了8:30)
一般拝観の開始前の時間帯に下醍醐エリアの「伽藍」のみ貸切で拝観できます。
こちらはJR東海が主催するサービスとなります。
詳しくは一番下のまとめにリンクがあります。
春の夜間特別拝観
春の夜間特別拝観では人数制限&事前予約可能で人込みを避けて「醍醐の花見」を楽しめますよ。
拝観期間・拝観時間と定員
- 拝観期間:2022年3月19日(土)~2022年4月4日(日)
※3月26日を除く
- 18:00~ 150名
- 18:00~ 150名
- 19:00~ 150名
HPより事前予約をして頂き、三宝院受付で、17:00から受付が開始されます。
人込みを避けてライトアップされた桜を見るなんて贅沢してもいいのでしょうか。
夜になると気温もぐっと下がりますので、暖かい格好で行ってくださいね。
予約HPは一番下のまとめにリンクがありますよ。
※この情報2022年のものです、2023年の情報は随時更新していきます。
醍醐寺内の回り方は?
醍醐寺は上醍醐、下醍醐と呼ばれるエリアに分かれており、200万坪以上ある広大な敷地になります。
そんな境内を事前リサーチなく「お花見いこー」と行ってしまうと、おすすめのスポットへいくことなく疲れてしまう、なんてことになりかねません。
効率よくきれいな桜が見れる回り方をご紹介します。
そういわれるほど下醍醐の桜は圧巻な景色です。
伽藍・三宝院・霊宝館の3つのエリアの総称です。

有料エリアですが、今回は下醍醐のみを回って「醍醐の桜」に圧倒されましょう。
三宝院
三宝院の受付で拝観料を支払います。
そのまま三宝院の桜を見ていきましょう。
三宝院内には、豊臣秀吉公がお花見のために増築したという「表書院」があります。
表書院バックの桜の写真もとても素敵ですよ。
霊宝館
醍醐寺の桜といえば、霊宝館の「醍醐大しだれ桜」ではないでしょうか?
樹齢180年の大木です。
他にも推定樹齢100年のソメイヨシノは同種として京都最古の大木で高さが11mもあるそうです。
圧巻ですね。
そして、「醍醐の花見」の最後を飾る白山大手毬もこの霊宝館にありますよ。
金堂
豊臣秀吉が着工したという金堂です。
この金堂が醍醐寺の中心のお堂となっています。
もちろん国宝ですよ。
この金堂横の桜がまた趣があってすばらしいのです。
五重塔
五重塔をバックに淡いピンクの桜をみると、来た甲斐がありますよね。
下醍醐のエリアはどこを歩いてもきれいな桜の景色が臨めます。
シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラなど、いろんな桜の種類があるので、時期も長く楽しめますよね。
醍醐寺の桜2023の花見おすすめ観光ルート

醍醐寺まで遠出してお花見に行こうと思っている方も多いのではないでしょうか?
そうすると醍醐寺だけ行くのももったいない!
電車を使ったルートや、歩いて醍醐寺に向かうルートまで。
醍醐の桜を最大限楽しめるルートをご紹介します。
嵐山から醍醐寺ルート

嵐山から醍醐寺まで徒歩(約20分)と電車(乗車時間約40分)で移動するルートです。
徒歩と電車なので、渋滞にも巻き込まれずに桜の名所めぐりとしておすすめなルートですよ。
嵐山→徒歩→天龍寺→徒歩→嵐山駅→電車→嵐電天神川駅→徒歩→地下鉄太秦天神川→電車→地下鉄醍醐駅→徒歩→醍醐寺
電車を途中で降りて観光名所に立ち寄ることも出来ます。
もちろん電車から見る景色も最高。
行きたい名所などがあれば、乗り放題チケットなどのお得な乗車券もありますよ。
詳しくは市バス・地下鉄案内所まで問い合わせをお願いします。
一番下のまとめにリンクを貼っておきますね。
勧修寺から醍醐寺ルート
徒歩のみで移動する約40分程度のルートです。
徒歩のみなので、自分のペースで寄り道しつつゆっくり満喫できますね。
勧修寺→随心院→醍醐寺
随心院は梅の名所です。
3月下旬であればまだ見られる時期ですので、勧修寺と醍醐寺の桜、随心院の梅と究極の春のお花見が出来ますね。
お子様とお花見に行く際には持ち物リストを揃えておくと、万が一のトラブルも回避できるのでおすすめですよ。
醍醐寺の2023年の桜の見ごろや開花状況

開花予想日・・・2023年3月27日
満開予想日・・・2023年4月6日
品種によって咲く時期が異なりますが、醍醐寺にはたくさんの種類の桜があります。
一番最初に咲くのが「カワヅザクラ」。
その後は、「シダレザクラ」、「ソメイヨシノ」、「ヒガンザクラ」が咲いていきます。
そして「ヤマザクラ」、「ヤエザクラ」、「大紅しだれ」が少し遅れて咲いていきます。
「カワヅザクラ」の咲き初めから、約2~3週間くらいの期間お花見が楽しめますよ。
最新の桜開花状況は、日本気象協会HPで天気予報と一緒にチェックできるのでおすすめですよ。
醍醐寺の桜2023のイベントや見どころ
今日は醍醐寺では「豊太閤花見行列」が繰り広げられていました!豊臣秀吉公は花見に際して700本の桜を畿内から集めたそうです🌸今もその壮麗な景色は健全です!あまりの桜の見事さに、いかに美しい秀吉公の側室達も魅入ってしまったのではないでしょうか? pic.twitter.com/6t0E3JU6wJ
— 京都学生ガイド協会 (@guide_kyoukai) April 9, 2017
醍醐寺には全国の桜の名所でよくある「桜まつり」というのはないのですが、他にはないイベントがあります。
2020年、2021年は中止となってしまいましたが、2022年は開催しました。
2023年も開催を期待したいですね。
豊太閤花見行列(ほうたいこうはなみぎょうれつ)
2023年の豊太閤花見行列の開催有無の公式発表はまだされていません
例年通り開催されるとしたらどのような日程なのでしょうか。
豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」を再現したイベントとなります。
ルート
三宝院唐門 → 仁王門 → 金堂→ 三宝院唐門
金堂で楽器の演奏や踊り、殺陣などが見られます。
醍醐寺
— 103y (@tomy2acha1) April 15, 2019
豊太閤花見行列
伏見区醍醐東大路町
1598年に関白・豊臣秀吉公が催した
「醍醐の花見」に由来🌸
あいにくのお天気でしたが☂️
おかげで人が少なかったです☺️ pic.twitter.com/oCSXFWeb3i
ちなみに準備のために始まる1時間前ほどから拝観が出来なくなるそうです。
金堂で踊りや殺陣など見るためには準備が終わったすぐ後には待機をしておいたほうがよいですよ。
私は三宝院でゆっくり行列を見るのも大好きです。
とはいっても三宝院もかなりの人込みですので、事前に待機は必要ですよ。
豊臣秀吉が愛した醍醐の花見

「醍醐の花見」を楽しむのであれば三宝院は欠かせません。
豊臣秀吉が花見をするためだけに桜を植え、作り上げた庭です。
玄関前にある大紅しだれ桜が圧巻ですよ。
奥の方には休憩する場所もありますので、天下統一を果たした豊臣秀吉になったつもりで、優雅にお花見をしてはいかがでしょうか。
醍醐寺の桜2023の入場料金や拝観料金
醍醐寺の境内には無料で入ることが可能です。
上醍醐や下醍醐(伽藍・三宝院・霊宝館)のエリアに入るには拝観料金が必要となります。
時期によって異なりますので注意が必要です。
3/20~5月G.W最終日までの拝観料金
お花見だけであれば下醍醐の三箇所の拝観料金だけでいいのではないでしょうか?
上醍醐まで行って参拝される場合には別途料金がかかりますので別途確認をされてください。
醍醐寺の公式のHPのリンクを下のまとめに準備しておきますね。
醍醐寺のアクセス方法
電車、バス、地下鉄、などどの公共交通機関で行っても、最寄の駅・バス停から徒歩10~15分程度で着きます。
歩いていくと醍醐寺の桜がどんどん近くに見えてきてテンションもあがってきますよ。
帰りも疲れていたとしても10分程度で駅に着くので楽チンですよね。
詳しいアクセス方法については醍醐寺に公式HPに詳しく記載がありますので、下のまとめにリンクを貼っておきますね。
醍醐寺の駐車場情報
醍醐寺の周りにたくさんの駐車場がありますよ。
醍醐寺の境内にある有料駐車場から回りにあるいくつかのおすすめ駐車場をご紹介します。
醍醐寺有料駐車場
- 住所・・・京都府京都市伏見区醍醐東大路町32
- 台数・・・100台程度
- 時間・・・9:00~16:20
- 料金・・・5時間以内/700円、以降30分毎/100円
アル・プラザ醍醐
- 住所・・・京都府京都市伏見区醍醐高畑町1-37
- 台数・・・約1,000台
- 時間・・・10:00~21:00
- 料金・・・最初の2時間無料、以降60分毎/100円(入庫24時間毎最大500円)
京都市醍醐駐車場
- 住所:京都府京都市伏見区醍醐高畑町30-1
- 台数:約170台
- 時間:05:00~24:30(金曜日のみ25:00まで)
- 料金:30分毎/150円、24時間上限/1,250円
DAIGOパーキング
- 住所・・・京都市伏見区小栗栖森ヶ淵町
- 台数・・・10台
- 時間・・・24時間
- 料金・・・60分毎/200円、最大6時間/400円
とはいえ、どの駐車場も混雑時にはすぐに埋まってしまうこともあり、なかなか車を停められないことも・・・。
そんな時は、あらかじめ近くの駐車場を予約しておくとスムーズですよ。
- 駐車場がどこも満車で駐車できない
- 何とか駐車できたけど、帰るときに大渋滞でなかなか出られない
なんてことありますよね。
akippaなら空いている月極駐車場や個人の駐車場を格安で借りることができるので、目的地のかなり近くに駐めることもできますよ!

醍醐寺の桜(花見)2023のまとめ
いかがでしたか?
京都で春のお花見といったら私は醍醐寺になっちゃいます。
ライトアップが特にすばらしいですよね。
五重塔と桜がライトアップされる景色が圧巻すぎます。
今回は醍醐寺のライトアップ、混雑状況、回り方や見ごろや開花状況まで。
近くにお住まいの方からちょっと遠出して「醍醐の花見」を見に行かれる方まで。
この記事ひとつで醍醐寺のお花見が楽しめるようにまとめてみました。
今回の記事でご紹介した公式HPのリンクたちです。
記事と一緒に是非参考にされてくださいね。
・醍醐寺公式HPはこちら。
・春の早朝特別拝観の詳細はこちら。
・春の夜間特別拝観の予約はこちらから。
・観光の際の公共交通機関はこちらの京都市交通局のHPで確認をしてください。
・醍醐寺の拝観料金などの確認はこちら。
(公式HPの料金ページに直接いきますよ)
・醍醐寺のアクセス方法の確認はこちら。
(公式HPの料金ページに直接いきますよ)
大阪城のお花見やライトアップもおすすめですので、ぜひこちらもチェックしてくださいね。
※この記事は2022年の情報を含んでおり、2023年の新情報は随時更新していきます。